マットとは、1.5ミリ厚の色の付いた厚紙の事です。デッサン額縁によく使用されているので、ご存知の方もいらっしゃる事でしょう。
右図の様に、『ガラス→マット→作品』の順番で入れる事により、ガラスと作品の密着を防ぎ、保存状態を良くしてくれます。
また、作品に広がりを出し、より豪華に見せる働きもあります。
通常、マットは中抜き加工を施し、作品がマットの中から覗くように使用するのが定番の使われ方です。
作品のサイズよりも少し小さなサイズに中抜き加工をする必要があります。
基本的にマットの中抜きは作品の周りが『5ミリ』ずつ隠れる位のサイズがお薦めです。
上部にある図を見て頂くと分かるように、作品がマットに支えられています。
中抜きを作品のサイズと一緒にしてしまうと、作品を支える部分がなく、作品がマットよりも手前に落ちてしまう可能性があるからです。
中抜き部分で作品を支えるために、5ミリずつ小さく中抜きする事を当店では推奨しています。
【例】
作品のサイズが「420×297ミリ」の場合、
中抜きサイズは『410×287ミリ』(作品の四辺が5ミリずつ隠れます)となります。
【ご注意下さい】
弊社の所有するマットカッターの性質上、額縁とマット中抜きの「マット幅」は最低で25ミリ以上でなければ加工ができませんので、予めご了承ください。
例えば320×230ミリの作品を持っていたとします。
でもこんなサイズ額縁はどこを探しても規格品では存在しません。
作品に合わせたサイズの額縁を特注制作すると、規格品の3倍以上もの値段になってしまいます…
「もっと安く済ませたいなぁ…」という時に、『マット(台紙)』の登場です。
マットを使って、規格サイズに合わせることが出来るんです!
320×230ミリの作品でしたら、310×220ミリがお薦めです。
(詳しくは上記の説明をご参照ください)
基本的にマット幅は25ミリ以上必要と先述致しました。そのため、仮にマット幅を25ミリにします。
長辺:310ミリ+25ミリ+25ミリ⇒360ミリ
短辺:220ミリ+25ミリ+25ミリ⇒270ミリ
⇒マットの外寸360×270ミリ
いちばん近い規格サイズは『太子サイズ(額裏内寸法379ミリ×288ミリ)』です。
そのままこのマットを太子サイズの額縁に入れてしまうと、ガタガタずれてしまうので、
マットの外寸は太子サイズの額縁に合わせて調節します。
つまり、マット幅は25ミリではなく、34.5ミリと34ミリとなります。
上記仕様の場合、マット幅は縦方向と横方向は均等にはなりません。
ですが、特注制作で制作した場合よりも、はるかに安価な額装方法です。
作品の『長辺(X)』×『短辺(Y)』より10ミリずつ引いたサイズがマットの『窓抜きサイズ』となります。
(例)作品サイズが520×350mmの場合…中抜きサイズは510×340mmとなります
『窓抜きサイズ』よりも『長辺・短辺』共に50ミリ以上大きなサイズの額縁を選びます。
マットカッターの性質上、50ミリ以上大きなサイズに関しては
当店で取り扱っているマットカラーは40色。
お客様の好みに合わせて、作品に合わせて柔軟にお選び頂けます。
また、実際に見て確かめたい方のために、マットのサンプルをお送りする事も出来ます。
ご希望の際はお問合わせフォームまたはお電話にてご連絡下さい。
※右のカラーサンプルをクリックして頂くと、拡大画像が表示されます。
通常マットは1枚だけを使用します。
シンプルでいいんだけど何か物足りない…
もっと作品をカッコ良く飾りたい…
そんな時は、作品をより豪華に見せるために「ダブルマット」で飾ってみましょう。
異なる色のマットを二重に重ねて額装することにより、奥行きを持たせることが出来ます。
マットを1枚増やすだけなのに、作品の見栄えは劇的に変化します。
ダブルマットは濃い色が奥、薄い色を手前に組み合わせるのが基本的な額装方法です。
マットの中抜き部分に4ミリ程度の金(または銀)色の細い縁を取り付ける事により、
作品を豪華に見せる事が出来る【プロフィール面金(銀)加工】という仕様もございます。
非常に見栄えが良くなり、ダブルマットよりもさらに高級感溢れる雰囲気になります。
プロフィール面金付きのマット加工は、マット自体の価格+数百円~千数百円で加工する事が可能です。
デッサン額縁用カラーマットのページへ